【北斗】春から初夏の修学旅行シーズンが到来した。JR新函館北斗駅では26日、関東・東北地方から北海道新幹線で来道した中学生たちを、道南の自治体関係者やマスコットキャラクターが「北海道へようこそ」と書いた横断幕を掲げて歓迎した。
誘致活動に取り組む道観光振興機構によると、今年度は関東地方の23校、東北地方の233校の中学校が修学旅行で道新幹線を利用して来道する予定。
同駅では、埼玉県さいたま市立与野西中学校の168人が到着すると、北斗市のキャラクター「ずーしーほっきー」、道新幹線の公式キャラクター「どこでもユキちゃん」、道観光振興機構やJRなどの関係者が声を掛け笑顔で出迎えた。
2泊3日の旅程では函館市内の観光地めぐりや大沼のカヌー体験などを予定している。同中学3年の光藤凛さん(14)は「コナンの映画で見た函館のスポットを訪ねたり、海鮮丼を食べたりできるのが楽しみ。カヌーも初めてなのでワクワクしている」と笑顔だった。
同機構の長野博樹プロモーション部担当部長は「中学で最大のイベントである修学旅行に函館を選んでもらえてうれしい。今回は体験型のプログラムが多く、生徒たちが体を動かしながら学べる機会になる」と話した。(清水孝光)