【北斗】今年2月開催の第9回アジア冬季競技大会(2025ハルビン)でスノーボード日本代表として出場し、女子ビッグエアで3位(銅メダル)に輝いた北斗市在住の石本鈴花さん(15)が7日、池田達雄市長を表敬訪問した。
石本さんは大会当時、浜分中学校の3年生だったことから、今回の訪問が実現した。12歳の小学6年生のときにプロ資格を取得。2月の大会では、女子ビックエアで3位だったほか、女子スロープスタイルでは4位と上位入賞を果たした。
最近では、3月に長野県白馬村で開かれたスノーボード・スロープスタイルのアジアカップ「COWDAY SLOPE2025」の女子で優勝している。
4月から函館大付属柏稜高校に入学。「海外の大会に出場し、結果を残したい」と石本さん。現在は下半身を鍛えるため、筋力トレーニングに励んでいるという。
池田市長は「おめでとうございます。きょう小学校の入学式があったが、地域の子どもたちの励みになる。もっともっと上を目指してほしい。オリンピックに出場して、メダルを取ってもらえれば」と期待を寄せた。
来年2月にはイタリアでミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックが開かれる。石本さんは「来年は厳しい」と語ったものの、「目標はオリンピック。まずはナショナルチームに入って経験を積みたい」と抱負を話していた。(加納洋人)