40回の節目を迎え最終回となる「チャリティー茶会」(表千家流茶道竹田峰水会、金森赤レンガ倉庫主催)が2日、金森ホールで開かれた。終了を惜しみつつ、子どもから大人までの大勢の出席者が、気軽ながら本格的なお茶を楽しんだ。
はこだて冬フェスティバル協賛事業として毎年実施してきた。会員の高齢化などを受け、惜しまれつつも今回で終了する。茶会では春の訪れを告げる花として知られる、梅の花をかたどった「霜紅梅」、抹茶は「松の翠」が振る舞われ、出席者からは「楽しいひと時を過ごせて幸せ」などの声が挙がっていた。
同会によると、茶会の益金は市の文化助成金に寄付するという。内山宗幸代表は「チャリティー茶会は今回で終了となる。今後、若い世代の人たちが新たに台頭し、再び盛り上げてくれるのを期待したい」と話していた。(野口賢清)