旅行口コミサイトのトリップアドバイザー(東京)は25日、「行ってよかった!朝食のおいしいホテルランキング2016」を発表し、函館の2ホテルがトップ10にランクインした。ラビスタ函館ベイ(豊川町)が4年連続で2位、函館国際ホテル(大手町)が昨年から順位を1つ上げて4位となった。
ランキングは、2015年1~12月に同社サイトに投稿された口コミのうち、「朝食」に関連した発言を内容に応じて点数化。2010年から毎年実施しており、「当社のランキングの中でも非常に注目度が高い」(広報担当者)という。
ラビスタ函館ベイは過去に1位を2回獲得しており、2位は4度目。イクラやイカなどの魚介類を好きなだけのせて作る名物の「勝手丼」が人気で、「函館朝市にいるような新鮮で豊富な海の幸を堪能できる」と評価された。
函館国際ホテルは14、15年の5位からランクアップ。イクラを中心とした食べ放題の新鮮な魚介ほか、コックが客の目の前で焼き上げるステーキ、出来たてのオムレツも好評価で、「和食と洋食を両方満喫したい人にお薦め」とされた。
ラビスタ函館ベイの吉村聖司料飲宿泊支配人は「お客さまに口コミで評価をいただけたことはうれしい。ホスピタリティに磨きをかけ、さらに満足していただけるサービスを提供していきたい」。函館国際ホテルの佐藤則幸総務部長は「このランキングの反響はとても大きく、朝食で選んでいただけるお客さまも多い。これからも期待に応えられるよう力を入れていきたい」と話している。(金子真人)