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一番列車 夢かなう

 3月26日に開業する北海道新幹線の開業日の指定席特急券が26日午前10時、全国のみどりの窓口などで一斉に発売された。記念すべき切符を手に入れようと、JR函館駅をはじめ道南の駅窓口には徹夜組も含め、多くの人が発売開始を前に並んだ。最も人気の高い一番列車は、新函館北斗発の上り(はやぶさ10号)が約25秒、東京発の下り(はやぶさ1号)が約30秒で完売した。
 函館駅の前には「プラチナチケット」を求める人が24日早朝から並び始め、販売開始の20分前には整理券による事前申込を済ませた約20人が窓口の前に列を作った。午前10時の時報に合わせて係員が発券システムの端末を操作。目当ての切符を入手した人は声を上げて喜んだ。26日午前4時から並び、新函館北斗発の一番列車の立ち席特急券を手に入れた八雲町の会社員白井博記さん(45)は「整理券が7番で、無理かと思っていたのでうれしい。青函トンネルの乗り心地が楽しみ」と笑顔を見せた。
 函館市のパート従業員水野直子さん(44)は「H5系に乗りたい」という次男の陽介君(10)の希望を叶えようと、午前7時に桔梗駅に駆け付け、新函館北斗午後0時44分発のはやぶさ22号のチケットを入手。「息子と新青森まで楽しんできます」と話した。
 七飯駅に並んだ北斗市の会社員村本大輔さん(46)は、新函館北斗駅発の一番列車は取れなかったものの、午前9時31分発のはやぶさ12号を確保。「青函トンネルが開通した1988年に一番列車に乗った。約30年後、ついに新幹線が開通することは感慨深い」と思いをはせた。
 約10人が並んだ木古内駅で、上りの指定席切符を購入した松前町の介護職堀靖子さん(52)は「買えないと思って来たので驚いた。これで東京に就職が決まった息子の引越しの手伝い行ける」と喜んだ。
 開業日の運行は、臨時列車を含めて上下計32本。10両編成の731席で、最上級車両のグランクラス18席、グリーン車55席、普通席658席。










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