【江差】江差観光コンベンション協会は、今年8月の「江差姥神大神宮渡御祭」を題材にしたフォトコンテストの入選作品を発表した。
道内17人から計69点の応募があり、審査の結果、江別市の花岡勝美さん(70)の作品「祭の主役」が最優秀賞に輝いた。花岡さんは2年連続で最高位を受賞。審査員から「(山車巡行の)代表的な船山の船頭が主題になっており、船頭の子どもの凛とした表情が生きている。伝統ある渡御祭の雰囲気が出ている」とした。
優秀賞は函館市の干場幸也さん(62)の作品「一丸となって」と江差町の高橋勝則さん(62)の「宿入れ神輿を担ぐ若者」。ともに参加者の生き生きとした表情と雰囲気が伝わる様子が評価された。
佳作は3点。乙部町の安里朗さん(52)の「山の重連」、札幌市の寺嶋忍さん(60)の「フィナーレ(ヒロイン)」、七飯町の橘知希さん(16)の「宿入之儀」が選ばれた。応募作品は五勝手屋本舗ギャラリー(本町38)で11月25日まで展示している。(田中陽介)