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JALスタッフが農業支援 人手不足解決の力に

 日本航空(JAL)函館空港所のスタッフは1日、社会貢献活動として地元の農業支援を開始した。函館市白石町の函館農業生産法人(大槻寅男代表)で6月中旬までを予定し、人手不足解決の力になる。(山崎純一)
 JALでは新型コロナウイルスの影響で3月中旬から東京羽田便などで減便が続き、空港勤務の人員に余裕があることで、スタッフが地域貢献活動を探そうと市農林水産部と相談し、同法人で農業支援をすることとした。活動はテレワークの時間を活用する。
 この日はJAL函館支店の岩崎景生支店長ら男女計5人が訪れ、アスパラガスの風通りや色付きを良くするための下枝かきを行った。暑さに気を付けながら、高さ約1メートル50センチの茎葉の下枝を専用はさみで丁寧に刈り取った。
 同法人でアスパラガスを育てるハウスは50棟(1棟約330平方メートル)で、下枝かきはこの時期に大切な作業。外国人技能研修生は7人いるが、ほかにも多くの野菜を育てているため、大槻代表(69)は「やってもらいたい作業はたくさんあるので支援は助かる」と感謝する。
 作業したJALスカイ札幌の谷本由実さん(27)は「たくさんあるので体力が必要。地域の名産品を作る苦労が分かり、ますます道南をPRしたい」、小窪紗英さん(21)は「高校時代に農業体験をしたが、地域貢献活動としての機会をいただきうれしい」と話し汗をぬぐった。
 同部によると、市内では農業分野で技能実習生など外国人労働者は多くなく、新型コロナの影響で来日できず人材不足という大きな打撃はないという。ただ今後は収穫期を迎えた野菜で、出荷作業に関わるパート人材の確保が難しくなることや、「密」を避けるため間隔を開けて行うと作業効率が悪くなってしまうことが考えられるという。
 岩崎支店長は「時間のある時に、自分たちができることをしていきたい」と話した。   

      一次産業











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