はこだて・ブリ消費拡大推進協議会主催の「はこだて・ブリ料理コンテスト」(昨年11月開催)に応募したレシピ20点が、渡島総合振興局水産課のホームページで紹介されている。同協議会の古明地恵一会長(水産課長)は「ブリの消費拡大につながるきっかけになってほしい」と話し、レシピの活用を呼び掛けている。
コンテストは、近年道南で水揚げが盛んなブリの地産地消を促そうと、同協議会が初めて開催。ブリを使ったおいしい料理のレシピを募集したところ、道南をはじめ、ブリの産地として有名な富山県や石川県など、全国各地から60件集まった。
ホームページ(http://www.oshima.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sis/buri_recipesyoukai.htm)では、コンテストで最優秀賞に輝いたブリのユッケをはじめ、パスタやコロッケ、巻きずしやカレーなどの多彩なレシピを掲載。必要な材料や分量、作り方、調理時間のほか、考案者の一言も添えられており、印刷しても使える。
古明地会長は「おいしいブリ料理が多くの家庭で調理され、イカやコンブと肩を並べる函館を象徴する魚として定着していくことを期待したい」とし「今後も考案者の了承を得ながら、応募したレシピを順次ホームページで紹介していきたい」としている。
レシピに関する問い合わせは同課(0138・47・9481)へ。(野口賢清)