• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 2024年春
    人事・本社来訪
  • 参加者募集
    写真の日プロジェクト
  • 求人情報
    総務経理スタッフ、記者

15年の桧山管内 漁獲量過去最低

 桧山振興局は、桧山管内の2015年漁業生産高(八雲町熊石地区を含む)の速報値をまとめた=別表。数量は前年比40%減の4772トンとなり、統計開始の1961年以降では過去最低。金額も同16%減の30億3300万円と、73年以降では最低の水準だった14年をさらに下回った。主力スルメイカの大不振が要因で、スルメイカに替わってナマコ(前年2位)が初めて金額1位となった。
 ひやま漁協から報告を受け公表した。スルメイカは、数量が60%減の1649トンと不漁で、金額も55%減の6億2000万円と大きく落ち込んだ。道東での漁獲は堅調に推移したが、桧山沖での漁場形成がうまくいかず「原因ははっきり分からない」(水産課)としている。
 一方、ナマコは14年の落ち込みから回復し、数量が22%増の115トン。単価も1キロあたり5942円と、6000円に迫る高単価を維持。金額は41%増の6億8000万円となり、金額1位に浮上した。
 ウニは数量で3%増の311トン、金額で13%増の4億4000万円。アワビも天候に恵まれ操業回数が増えたことから、数量で47%増の25トン、金額も60%増の1億3000万円と伸びた。
 サケは10月初めの低気圧の影響で定置網に被害が出て、操業期間を残し切り上げを余儀なくされる地区もあったが、数量は13%増の395トン、金額も31%増の2億円。タコは、数量が30%減の257トン、金額が35%減の1億5000万円と大きく減額した。
 スケトウダラはえ縄漁は、資源の減少傾向によるTAC(漁獲可能量)の削減に伴い、操業隻数を36隻から15隻に減らした。数量は40%減の504トン、金額は30%減の1億3000万円となった。(山崎大和)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 遺愛6連覇、函工4連覇 バドミントン高体連春季大会
      2. 不同意わいせつ容疑 八雲の70代男性逮捕
      3. 函館でサクラ満開 過去3番目タイの速さ
      4. 函館港に初入港 豪華客船「シーボーン・オデッセイ」
      5. 五島軒、新業態のカフェ27日に営業開始 本店1階ロビー アフタヌーンティーなど
      6. 28日にスプリングコンサート 道南23団体出演
      7. 道南ものがたりジャーニーラン、8月に道内初開催
      8. 日吉町で住宅火災
      9. 上磯高の存続を要望 池田市長と川原教育長、道教委に
      10. ポツンと佇む小さな食堂③/猫がいるレストラン casadelgatto

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      4月25日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト