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市民会館新築は「財政上の足かせ」 総務委で財務部長答弁

 函館市民会館の耐震改修問題で、市議会総務常任委員会(工藤恵美委員長)が25日、開かれた。市財務部の入江洋之部長は新築する場合、約85億円の建設費の大半を市債を発行して賄う必要があるとし、「財政上あまりにも大きな足かせになると言わざるを得ない」と述べ、財源確保は困難との見通しを示した。
 市教委は耐震改修のみで約33億5000万円程度としていた事業費を見直し、追加工事に掛かる経費約2億円を含めて事業費を約35億円に修正。耐震補強用のフレーム内部を利用した出演者用通路、中央棟1階ピロティ部分の屋内化、小ホールの遮音化、改修内容をまとめた。現在地で新築する場合は、現ホールの解体に約5億円、建設費に約80億円かかると試算。ほぼ全額を一般単独事業債で賄い、年間約5億円の支出(起債の償還)が発生するとしている。
 建設財源として過疎債を活用する可能性について、入江部長は「市の裁量で発行できる合併特例債と違い、国全体の枠がある。確保できなければ事業中止も考えなければならなくなり、財源として担保にはならない」と述べた。
 この日も、市教委は耐震改修の立場を崩さず、山本真也教育長は「(改修した後)20年後にどの規模のホールが必要なのか、その時代において検討する必要がある」と述べた。
 小野沢猛史氏(市民クラブ)は建設スケジュールに再考の余地があると指摘し、「基本設計・実施設計から入れば、合併特例債の発行期限に間に合う」などと述べた。一方、松尾正寿氏(市政クラブ)は「追加の改修工事で100%とはいかないが、(改修要望の)多くは認められた」と市教委の考えに一定の理解を示した。(今井正一)










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