道は、新型コロナウイルス感染拡大対策の集中対策期間に合わせて広報活動を強化している。道南では、JR新函館北斗駅と木古内駅で館内放送を流し、マスク着用や手洗いの徹底など基本を励行するよう旅行者らに呼び掛けている。
各駅での館内放送は13日に始め、道がJR北海道にひな形を示し文書の読み上げを依頼。内容は、マスクの着用、手洗いの徹底のほか、感染リスクを回避できない場合は札幌市との不要不急の往来を控える、札幌すすきの地区では午後10時~翌午前5時に酒類を提供する施設の利用を控えることなどを盛り込んだ。
また、「北海道からのお願い」と題したポスターも駅内に掲示、コロナ対策の強化を周知している。
SNSでは、道独自の警戒ステージを「2」から「3」へ引き上げた7日の札幌市長と知事の共同記者会見(50秒)、札幌に限定しステージを4相当に引き上げた17日の知事定例記者会見(122秒)、スライドショー(60秒、音声付き)のダイジェスト動画が閲覧できる。道広報公式ツイッター、道知事フェイスブック、ユーチューブなどで。
このほか、札幌市内7カ所の街頭大型ビジョンでは、記者会見動画やスライドショー動画を常時、放映している。
道広報広聴課は「何としても抑え込むという知事の強いメッセージを発信したい」としている。対策期間は27日までとしているが、道と札幌市は対策期間の延長を検討している。
問い合わせは同課(011・204・5111)へ。(山崎大和)