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北海道・北東北の縄文遺跡群、9月にイコモスが現地調査

 函館市の垣ノ島、大船両遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の2021年世界文化遺産登録に向け、道は28日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス)が9月4~15日に現地調査すると発表した。構成資産の17遺跡を全て調査するが、垣ノ島、大船両遺跡の日程は明らかにしていない。登録実現に向け、一歩前進することになる。
 道によると、オーストラリア人のイコモスの専門家が調査に訪れる。性別や人数、経歴などは非公表としている。道内では、同13日に北黄金貝塚(伊達市)のみ報道陣に公開。同16日に文化庁と4道県(北海道、青森県、秋田県、岩手県)が青森県庁で記者会見し、審査終了を報告する。
 北海道の鈴木直道知事は「調査が行われることに安堵(あんど)している。調査を通じ、世界遺産にふさわしい縄文遺跡群の示す優れた価値を十分理解してもらえるよう、文化庁、青森県、岩手県、秋田県と関係市町と連携しながら取り組む」との談話を公表。渡島総合振興局の鳴海拓史局長は「『JOMON渡島』をスローガンに関係団体と一層の連携を図りながら、機運醸成、遺産の次世代への継承、観光振興に向けた取り組みを展開する」とコメントした。
 函館では、7月17日に現地調査を想定したリハーサルを垣ノ島遺跡で実施。縄文遺跡群世界遺産登録推進本部(本部長・三村申吾青森県知事)が主催し、文化遺産に詳しい日本イコモス国内委員会委員長で国士館大大学院客員教授の岡田保良さん、ICCROM(文化財保存修復研究国際センター)事務局長特別アドバイザーで放送大学客員教授の稲葉信子さんをイコモス調査員に見立て、遺跡の価値や保存状態、整備状況の伝え方などを確認した。
 今年6月29日~7月9日に中国で開催予定だった第44回世界遺産委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期。通常であれば、来年夏の世界遺産委員会で日本が推薦した縄文遺跡群が登録審査される。(山崎大和)










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