函館市南茅部支所は、史跡「垣ノ島遺跡」を上空から撮影した動画を同支所公式ツイッター「カックウ(茅空)」に掲載している。「北海道・北東北縄文遺跡群」の世界文化遺産登録に向け、地元からもSNSを通して魅力を伝える。
ツイッターアカウントは本道唯一の国宝・中空土偶の愛称から命名し、同支所が今年2月に開設。南茅部地区の飲食店や、市縄文文化交流センターで体験できる学習講座案内のほか、観光名所や温泉、祭りなどのイベント情報を発信している。
このほど公開された動画は、6日に垣ノ島遺跡で行われたイベント「空から文化財を見てみよう」で撮影した映像。ドローンで上空から360度見渡した景色を同支所地域振興課が編集した。動画は、視聴者に遺跡の魅力が簡潔に伝わるよう1分間に凝縮している。
同支所の松浦眞人支所長は「今後も工夫しながら南茅部地区の情報を多くの人に発信していきたい」と意欲を見せている。
ツイッターアカウントはhttps://twitter.com/kakkuukayabe。(長内宏人)