森町議会 伝統芸能保存へ検討会

 【森】第1回森町議会9月会議は4日、一般質問を行い、8氏が登壇した。町内に8つある伝統的な郷土芸能について、増川正志教育長は保存の在り方などを協議する検討会を立ち上げる方針を示した。
 山田誠氏への答弁。
 町内には現在、濁川越中神楽、森登城奴、砂原権現太鼓、もりまち太鼓、沼尻駒踊り、尾白内道中奴、正調噴火湾沖揚音頭、掛澗道中奴の8つの芸能があり、保存会を立ち上げている。ただ、山田氏は「維持には費用がかかる。町の郷土芸能に指定して助成すべき」と指摘した。
 検討会は、町教委が委嘱している文化財調査委員4人を中心に構成。継承、保存、活用の方法を話し合う。助成は休止状態の保存会もあるため一律とはならないが、保存会側の意見を聞き、必要な申請基準なども検討する。増川教育長は取材に対し「年度内にも会を発足させ、8団体の在り方を協議していきたい」とした。
 また、2017年度の各会計決算を決算審査特別委員会に付託し、休会した。(稲船優香)
 このほかの一般質問の主な質疑応答は次の通り。
 黒田勝幸氏 「環境美化条例」を策定する考えは。
 梶谷恵造町長 町民の心掛けを徹底するとともに、空き家・空き地の対策を講じ、条例を制定せずともきれいな町にしていきたい。
 加藤進氏 町では例年以上にヒグマ出没が相次いでいる。さらなる対策は。
 梶谷町長 電気牧柵への助成や防災無線での広報などに引き続き取り組む。
 宮本秀逸氏 「不育症」の相談窓口と周知、治療費助成制度について。
 梶谷町長 道立保健所を相談窓口として周知している。助成は今後検討したい。
 檀上美緒子氏 尾白内、鷲ノ木の両小学校が今年老朽化でプールを閉鎖した。今後の対応は。
 増川教育長 児童の安全性を最優先として今後使用せず、水泳学習はスクールバスを運行して町民プールを利用する。
 松田兼宗氏 町内2カ所の道の駅の活性化が必要。今後の構想は。
 梶谷町長 老朽化に対する整備やイベント開催、魅力ある品ぞろえを図り、町内外から愛される道の駅になるよう支援する。
 河野文彦氏 異常気象が多発している中、新たな認識で災害に強いまちづくりに取り組むべきでは。
 梶谷町長 避難支援や防災士資格取得への助成といった地域防災力向上の取り組みなどを引き続き進めていく。
 堀合哲哉氏 子どもの教育の機会均等の保障について。
 増川教育長 第2子以降の保育料無償化、小学6年生の修学旅行費助成などの支援を行っている。国の動向を注視し、質の高い教育に向けて一層努力する。

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