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函館市のセンター、昨年度の補導総数73人 注意・指導は大幅減

 函館市は、市が設置する「市青少年補導センター」(主管・子ども未来部次世代育成課)の2016年度実績をまとめた。補導総数は前年度比6人増の73人で、前年度とほぼ同数となった。また、小・中・高校生に対する注意・指導数は同283人減の420人となり、同部は各学校の連携と情報の共有により、適切な指導が定着した結果とみている。
 センターは青少年の健全育成のため1959年に設置され、根拠法や条例はなく要綱で運営している。センター長は小林竜司次世代育成課長が務め、市職員2人(センター長含む)と育成補導員5人態勢で活動するほか、少年補導委員として小・中・高校教員255人(市長委嘱、今年4月1日現在)がいる。
 補導総数の内訳は、男子が同1人増の39人(53・4%)、女子が同5人増の34人(46・6%)となった。児童・生徒別にみると、高校生が同3人増の58人と79・5%を占め、中学生が同5人純増の5人(6・8%)。行為別では、不健全性行為が54人で全体の74%を占め、同4人増えた。次いで喫煙が15人(20・5%)で前年度と同じだった。
 補導場所では、カラオケボックスが68人と93・1%を占め、次いで公園が5人(6・9%)の順。同センターは「個室で密室性が高い場所で行為に及ぶケースが多い」としている。
 月別では、7月が14人と最も多いが、ほかの月は若干の変化はあるが、ほぼ横ばいで推移した。
 センターの活動実績では、育成補導員5人と少年補導委員(293人、16年度末現在)の出動状況は、合わせて昼間が438日、延べ1067人、夜間が307日、同1312人となった。
 子どもの数が減少しており、センターでは、今後増減にどのような影響を受けるのか注視する考え。小林センター長は「非行防止のため、非行の早期発見と青少年への適切な指導・助言に心掛けるとともに、関係機関や各学校との緊密な連携を深めたい」としている。(山崎大和)










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