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天津航空が青森線就航へ 別会社が西安―函館線計画も

 函館と天津を結ぶ国際定期航空路線を持つ中国の天津航空(天津市)は、青森空港と天津間の新規路線開設の準備を進めている。中国民用航空局に運航計画を申請済み。就航日は未定だが、青函双方の関係者は函館、青森両空港の発着を絡めた周遊型観光振興につながると期待している。
 同航空局のホームページなどによると、青森―天津線は就航開始を3月とし、使用機材はエアバスA320。同社が昨年3月から運航する函館線(週2往復)の搭乗率は9割超の高い水準で推移している。青森県交通政策課によると、昨年7月に同社に対し、路線開設を要請していたという。
 同社と同じ海南航空集団を親会社とする北京首都航空も杭州と青森、函館空港を結ぶ路線就航を発表済みだが、当初予定した今月下旬の運航開始は杭州の発着枠の関係で延期となっている。天津線も3月に運航開始するかは不明だという。
 ただ、中国との2路線の就航計画が浮上したことで同県では中国人観光客の受け入れ準備が進んでいるといい、同課は「就航予定日は決まってはいないが、県内では中国人観光客の受け入れの機運が高まっている。北海道新幹線やフェリーを組み合わせた青森と函館を周遊する商品も想定される」とし、青函圏としての相乗効果を期待する。
 函館市港湾空港部港湾空港振興課も「就航すれば、青函広域の観光がより充実すると期待できる。ほかの航空会社もこの動きに注目するのではないか」としている。
 一方、同航空局のホームページには、北京に本社がある格安航空会社が西安と函館を結ぶ週3往復の定期路線開設計画を申請したと掲載されている。西安は陝西省の省都で、世界遺産で名高い「秦の始皇帝陵・兵馬俑」があるほか、唐代(7~10世紀)には長安と呼ばれ、日本の文化形成にも多大な影響を与えた中国を代表する古都。実現すれば、函館と中国内陸部を結ぶ路線就航は初めてとなる。(今井正一)










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