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「イカすニモカ」サービス内容公表 乗り継ぎより便利に

 函館市は15日、来年3月をめどに市電、函館バスに導入を予定するICカード乗車券「ICAS nimoca(イカすニモカ)」に適用するサービス内容を公表した。乗車料金の3%相当分がポイント(P)としてたまるほか、月単位で運賃の累計額に応じたボーナスポイントを加算。乗り継ぎ割引きは一定の条件はあるが、市電同士の乗り継ぎの新設、バス同士はすべてのバス停で適用されるなど、利便性を拡大する。
 ボーナスポイントは、毎月1日から月末までの累計額で付与。2000円到達時には50P、4000円で100Pと2000円ごとに50Pずつ上乗せされ、1万円では250Pとなる。乗車料金に対する3%の固定ポイントは1P未満は切り捨て。
 例えば、210円区間を1日1往復、月に25日間利用(50回乗車)した場合、合計運賃は1万500円。乗車ごとに6P、1万円到達時にはボーナスポイントが累計で750Pとなり、合計運賃の1割に当たる計1050Pが得られる。
 ポイントは買い物で利用した場合は付かないが、入金(チャージ)時などに1P1円として繰り入れでき、運賃支払いだけではなく買い物時も利用できる。
 乗り継ぎでは、市電同士やバス同士の場合、「同一の停留所を利用」「降車から60分以内の乗車」が条件。新設の電車同士の乗り継ぎは、2回目の乗車料金から160円を割り引く。バス同士では、乗り継ぎ前後の安い方の運賃を基準額として割引額を50~160円の範囲で決定。既存制度では指定バス停8カ所のみの適用だが、導入後は全バス停が対象となる。市電とバス間の乗り継ぎは、対象電停として昭和橋、競馬場前の2カ所を追加する。
 これまでの乗り継ぎ時は乗務員に行き先を告げて乗り継ぎ券をもらう必要があったが、今後は条件に該当する場合は申告なしで自動的に適用となる。一方、他の事業者の交通系ICカードで運賃の精算はできない。市企業局交通部は「申告なしでの乗り継ぎや、ポイントサービスはニモカ利用者のみ。導入後はぜひ利用を」としている。(今井正一)










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