五稜郭公園の堀の水面で、赤や白色のスイレンの花が見ごろとなった。周囲では黄色のブタナも群生で咲き、初夏の彩となっている。
スイレンは多年生の水草。五稜郭では裏門橋付近で多く、市中央図書側などでも見られる。大輪の花とともに葉も大きくて光沢があり、訪れた市民や観光客の関心を引き付けている。
市内各所で見られるブタナはキク科の多年草。タンポポに似ていることでタンポポモドキとも言われる。北海道から九州で見られてきれいだが、ヨーロッパ原産の帰化植物で繁殖力が強く、すぐ刈り取られる所もある。(山崎純一)