【木古内】旧鶴岡小学校卒業生でつくる「鶴岡会」(宮北英志会長)が25日、毎年恒例の町内見学を実施した。宮北会長の友人でギニア出身のタレント、オスマン・サンコンさん(67)も初めて同行し、サラキ岬や道の駅みそぎの郷きこない、北海道新幹線木古内駅などを楽しく巡った。
同会は、木古内町の新幹線開業効果を持続させようと、町観光協会とともに地元の魅力アップに向けて協力し合っている。今回は、在ギニア日本大使館の顧問を務め、幅広い業界に面識があるサンコンさんに訪れてもらい、町のPRにつなげてもらう目的で行った。
サラキ岬では、咸臨丸とサラキ岬に夢みる会の久保義則会長が咸臨丸の歴史について説明。久保会長は「オランダ製の咸臨丸にちなみ、サラキ岬では毎年5万本のチューリップが咲き誇るフェアを開催している。ぜひ遊びに来てください」とアピールした。その後、佐女川神社や道の駅、木古内駅舎などを見学し、町内の飲食店で同窓会を行った。
宮北会長は「新幹線開業効果におごらず、もっと活性化していくまちを見たい。できる限り力になりたい」と語り、サンコンさんも「木古内町はすてきな場所ですね」と笑顔を見せていた。(斎藤彩伽)