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サモアの教育向上使命に 市函高の斉藤教諭、来月渡航

 市立函館高校の斉藤恭士教諭(53)が国際協力機構(JICA)のシニア海外ボランティアとして、7月末に南太平洋のサモアに赴任する。理科教員の経験を生かし、現地で理数教育の向上を目指す同国政府のプログラムに協力する。27日、函館市役所に工藤寿樹市長を訪問し、意気込みを伝えた。
 斉藤さんは埼玉県出身。民間企業勤務を経て、1993年から2年間、アフリカ・タンザニアに青年海外協力隊として赴任し、高校生を指導した。斉藤さんは「教員になるかどうか悩んでいた時に海外を見てみたいという思いもあり、両方をかなえてくれるのが協力隊だった」と話す。帰国後に道教委の教員として採用され、11年から市立函館高に勤務している。
 今回、妻と高校3年、2年と小学校6年の3人の娘と一家5人でサモアに移住する。定年退職後のシニアボランティア参加を考えていたが、今回、自らの理科教員としての経験を生かせる募集があったため、家族に相談して参加を決め、市立函館高校は3月末で休職した。7月末に渡航し、2018年3月まで教育スポーツ文化省カリキュラム教材評価部に勤務。理数教育の底上げを図るプロジェクトに携わる。現地でのJICAの事業には道教育大函館校もかかわりを持っているという。
 工藤市長との懇談で斉藤さんは「タンザニアの人たちにたいへんお世話になった。(サモアでの活動が)恩返しになればと思っている」と話した。工藤市長は「(笑顔に)うれしさが表れている。家族が健康で楽しく過ごしてほしい」と激励した。(今井正一)










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