フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」の販売が18日に解禁となった。函館・道南でも酒店が特設コーナーを設けるなど、ワイン愛好者の注目を集めている。
ボージョレ・ヌーボーは、仏南部ブルゴーニュ地方でその年に収穫されたブドウから造られるワイン。毎年11月第3木曜日の午前0時と解禁日が決められている。
函館市昭和1の酒店「地酒・ワイン屋 みのや」では、同店のワインアドバイザー、本林万里子さんが厳選した2000~5000円台の7種類を店頭に用意する。
本林さんは今年の出来について「ブルゴーニュ地方は4月に霜が降りるなど天候が良くなく、収穫量が減った年。生産者によって出来が異なるのではないか」とした上で、「評価の高い生産者のワインをそろえた。今週末にはなくなる見通しなので、早めに飲んでほしい」と呼び掛けている。問い合わせは同店(0138・43・0020)へ。(千葉卓陽)