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世界遺産へ勧告 縄文センターも喜びに沸く

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)が「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産リストへの登録を勧告してから一夜明けた27日、函館市縄文文化交流センター(臼尻町)では垂れ幕を掲示して祝った。多くの関係者からも喜びの声が聞かれた。(小杉貴洋、海老田暁)=3面に解説
 同センターでは、午後1時にセンター職員ら約10人が入口横に「今夏の世界遺産登録へ大きく前進」などと書かれた縦2メートル、横60センチの垂れ幕を掲げた。「おめでとう」と言葉を掛け合いながら拍手をした。同センターの黒川宣之館長は「登録に向けて大きく前進した。国内推薦が何度か見送られ時間はかかったが、ようやくたどり着いた。地域の人あっての活動なので正式決定したときは皆さんが集まれる機会を設けたい」と話した。
 両遺跡の発掘調査にも携わった道南歴史文化振興財団の遺跡管理運営担当学芸員の坪井睦美さんは「自分が関わった遺跡が登録勧告され感無量。4道県の17遺跡を通して縄文文化を知ってもらいたい。遺跡や資料館に足を運んでもらうきっかけになれば」と期待する。
 北の縄文CLUB会長の大宮トシ子さんは、縄文文化を広める活動として毎年土器づくりや野焼き体験などを実施してきた。その上で「やっとここから第一歩を踏み出せる。長かったがほっとした」と安どの笑み。5月からは大船遺跡で定時解説を担当しており「縄文を難しく考える人もいるが、興味を持ってもらえるような解説を心掛けたい」と意欲を燃やす。
 登録への機運醸成や魅力発信を民間レベルでもしようと、2019年立ち上がった「縄文DOHNAN(道南)プロジェクト」の山田かおり代表は関係者のこれまでの労苦に敬意を表するとともに、「私たちの活動で縄文文化を知ってくれた人たちも少なからずいると思うので、とにかくうれしい。これからも民間の考えを生かして盛り上げられれば」と力を込めた。










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