函館地方気象台は4日、函館で初雪を観測したと発表した。平年(10月29日)から6日遅かった。市内では朝に車や屋根の上に薄っすらと積もった地域があったほか、道南の名峰・駒ケ岳では本格的な雪化粧となった。
渡島・桧山地方の上空約1500メートルに11月下旬並みの氷点下7度の寒気が入り、4日未明に雪となった。函館市美原の朝の最低気温は0・7度で今年最も低かった。
函館の初雪は、昨年は7日だったが、同気象台ではこれまで目視観測していた雨やみぞれ、雪の現象の目視観測を自動化したため、昨年との観測の比較はしないとしている。(山崎純一)