21日から丸井今井函館店で始まる、同店五稜郭移転50周年を記念した催事「京都老舗まつり」を前に、京都の花街、祇園の舞妓・小花さんらが20日、函館市の工藤寿樹市長を表敬訪問し、京都の魅力をPRした。
26日までの期間中、京都府物産協会(安田容造会長)から食品、工芸合わせて46社が参加。京料理を詰めた弁当やばらずし、八ツ橋などのほか、扇子や和装品などが並ぶ。50周年記念の企画品なども用意され、体験イベントもある。
この日は安田会長、齊木健雄理事、同店の橋本弘昭社長も同行し、まつりの魅力を紹介。安田会長は「たくさんのお店が並んでいるので楽しめる」と話すと、工藤市長も「おいしそうなものばかり」と応じていた。
21日は午前11時、午後1時と同4時、22日も午前11と午後1時に舞の披露と伝統のお座敷遊び「投扇興」を楽しめる(最終回は舞の披露のみ)。小花さんは「京都中のおいしいものが凝縮しているのでぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛ける。また、この日は函館新聞社も訪れて催事を宣伝した。(小杉貴洋)