12月1日に開幕する20回目の「はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)を前に、メインの巨大クリスマスツリーが28日、会場となる函館市末広町の金森赤レンガ倉庫群前に到着した。
ツリーは毎年、函館市の姉妹都市であるカナダのハリファクス市から贈られる。今年は乾燥による葉の落ちが目立ったこともあり、道南産トドマツでの補修が行われた。電飾の取り付けまですべて完了した「幸せのもみの木」はこの日、北浜町の岸壁を船で出発。函館港内を渡り、午前9時50分ごろ会場に運ばれた。高さ約20メートルもの巨大ツリーの到着に、市民や観光客らは思わず立ち止まり、カメラを構えていた。
30日午後4時半~同7時に試験点灯を予定している。(三好若奈)