2017函館ウオークラリー大会(函館ウオークラリー協会主催)が17日、函館市の観光名所が集まる西部地区一帯で開かれた。46チーム142人が参加。コース図を片手に道を探し、地域の歴史を感じながらの散策を楽しんだ。
今回で32回目。開会に当たり水落敏博会長は暑さ対策をしっかり行うよう呼び掛け、「チェックポイント(CP)では頭を悩ませ、考えて答えを出して。ゆっくり歩いて函館を楽しんでほしい」とあいさつした。
コースは、末広町のアクロス十字街(市企業局庁舎)を起点に3コースを編成。簡略化された地図に描かれた矢印に従って道を探し、途中のCPでクイズやゲームをこなすルール。約3キロ程度になるよう設定した。
参加者は各コースごとに時間差で出発。クイズのヒントになる目標物が見つからず、周辺を行ったり来たりする姿も見られるなど、親子や友人同士で相談しながら散策を楽しんだ。函館本通小6年の佐々木奏さん(11)と東山小2年の水島太朗君(7)は「地図で場所を探すのが難しい」と話していた。(今井正一)