函館地方気象台は28日、函館でサクラ(ソメイヨシノ)が満開になったと発表した。平年より4日早かったが、昨年より5日遅い花盛りとなった。
午後3時ごろ、同気象台職員が五稜郭公園にある標本木で8割以上の花が開いているのを確認した。23日に開花してからは雨となる日もあったが、例年とほぼ同じ5日後の満開となった。
大型連休期間だが平日のため昼からバーベキューを楽しむ人は少なかったが、クルーズ客船の乗客ら国内外から訪れた人の流れは途切れず、各所で写真や動画を撮る姿が見られた。
仙台市から訪れたという主婦は「朝にテレビで中継されていたので早く実物を見たかった。いろんな角度からさまざまなサクラを見ることができ、これまでの花見で最も楽しい」と話していた。(山崎純一)