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ハグロトンボ、北斗市内で捕獲 道内初確認、既に定着か

 【北斗】本州以南が生息域で、真っ黒な羽を持つハグロトンボが北斗市内で捕獲された。北海道トンボ研究会(札幌)によると、これまでは青森県内が北限の生息域とされ、道内で目撃報告がない種類で初めての確認。同研究会は「偶発的飛来ではなく定着している可能性がある」としている。
 北斗市久根別の会社敷地内で13日午前に捕獲され、道南虫の会(函館)経由でトンボ研の横山透事務局長(72)に情報が寄せられた。横山さんらが15日に道南入りし、旧久根別川周辺で多数生息しているのを確認。函館や七飯でも目撃されている。
 横山さんによると、ハグロトンボは中型で体長は50~60ミリ。羽が黒く、雄の腹部は金緑色、雌は黒色。道内では83種目のトンボで、カワトンボ科では3種目となる。
 一般に台風時など強風時に成虫が本州から本道側に飛来し、生息条件が合えば繁殖、定着することがあるという。直近10年ではそれまで道内にはいなかったクロスジギンヤンマやショウジョウトンボ、コシアキトンボなどが確認され、生息域を広げている。ハグロトンボは道内でこれまでに偶発的な目撃例もなかったことから、横山さんは「意外だった」と話す。
 また、ヤゴ(幼虫)から成虫になるまで2年かかる生態から「目立つトンボなのでもっと前から生息していたのであれば、見つかっていたはず。2022年以前に飛来してきた個体が繁殖していて、今年発生したのではないか。今後、道内各地に広まっていくだろう」と話す。
 〝第一発見者〟となった北斗市の会社員、竹内英郁(ひでふみ)さん(50)は建物内に紛れ込み、窓に向かって飛んでいる個体を捕獲した。「トンボと言えば羽が透明のイメージだが真っ黒で見たことがなかったので一応、聞いてみようと思った。(道内初確認と聞き)大ごとになって驚いている」と話している。(今井正一)










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