プロ野球パ・リーグの北海道日本ハムファイターズがリーグ優勝に王手をかけた27日、道南でも各地でファンが声援を送ったが、ファイターズが敗れ、2位の福岡ソフトバンクホークスが勝ったため、4年ぶりの優勝は28日以降に持ち越しとなった。
函館市の後援会「函館ファイターズ倶楽部」(宮西明宏会長)は、五稜郭ガーデン(本町9)で応援会を開催。約20人がユニフォームを身に着け、メガホン片手に一喜一憂しながら声援を送った。
事務局の小泉麻美さんは「あしたこそビールかけをしたい」と、熱烈応援を誓った。
鍵谷陽平投手の出身地七飯町では、北海道日本ハムファイターズななえ後援会(手代森捺音子会長)の会員15人が町本町のダイニングカラオケトマトルームに集結。1球ごとに熱い声援を送ったものの、ホークスの勝利が決まった瞬間は「あー」とため息が漏れた。
会員たちは28日も応援に集まる予定で、手代森会長は「大谷翔平投手と菊池雄星投手という花巻東高校の先輩後輩対決。絶対に勝って優勝を決めたい」と期待を込めた。(稲船優香、木村京子)