函館出身のロックバンド・GLAYの函館アリーナ公演が11、12の両日開かれるのに合わせ、函館空港の総合案内所「LOCAL INFORMATIONがっつり道南」は、メンバーゆかりの地をパネルなどで紹介するコーナーを設け、ライブを目当てに来函する全国各地の「GLAYER(グレイヤー)」を歓迎している。
ライブは今月始まったアリーナツアー「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2023ーThe Ghost Hunterー」で、函館のライブは今年6月の市民会館以来。
道南地域の魅力発信に取り組むがっつり道南では、6月の公演に合わせ、メンバーが撮影ロケで訪れた地などを取り上げるパネルを作製。恵山や函館ハリストス正教会、ボーカルのTERUさんが14日まで個展を開催しているあうん堂ホールなど「聖地」を特集している。
さらにファンに楽しんでもらえるよう、TERUさんが函館の魅力を伝えるユーチューブチャンネル「GENTEN.HAKODATE」で訪れた満腹食堂(入船町)やギタリストのHISASHIさんがテレビ番組で取り上げた小田島水産食品(弁天町)などもマップ上で紹介。展示は20日まで。期間中は案内所前のモニターでGLAYのミュージックビデオも放映している。
がっつり道南スタッフの佐藤花恋さん(29)は「6月のライブの際もファンが集う場所になっていた。展示を通じて歓迎ムードが伝わればうれしい」と話している。営業時間は午前8時~午後7時半ごろ。(飯尾遼太)