【七飯】大沼の湖畔周遊道路沿いなどでミズバショウが咲き始めた。場所によっては例年より早く咲き、春の彩りとなっている。
ミズバショウの白い部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれ、葉が変形したもの。中に円柱状の花を咲かせる。
今年の大沼は降雪が少なく、3月3日に30センチあった積雪は、その後に気温が高くなった影響で10日にゼロとなり、ミズバショウの開花が早まった。東大沼の大沼多目的グラウンド・トルナーレへ向かう道路脇では、早くも半数以上が咲いている。
湖畔全体では例年、4月下旬ごろまでが見ごろとなる。(山崎純一)