【北斗】市恒例の夏祭り「第10回北斗市夏まつり」(実行委主催)が26日、上磯駅横の市商業活性化支援センターエイド03(飯生3)で開かれた市内15団体が出演した山車行列には、人気漫画「北斗の拳」の主要登場人物「ラオウ」の愛馬「黒王」の等身大模型の山車が登場し、市内外から訪れた大勢の来場者の注目を集めた
黒王号は同日午後1時ごろに市役所に到着、技術スタッフが約30分かけて組み立てた山車は高さ4メートル、奥行き4メートルで、午後4時には市役所前でお披露目された
山車行列は、市商工会の「太鼓山車」を先頭に北斗市役所を午後6時35分に出発まつり会場までの1キロ余りを約1時間かけて練り歩いた最後尾を飾った黒王号は、北海道新幹線開業に向けて「北斗の拳」を活用したまちおこしを目指す「黒王号を呼ぶ会」(会長、木村圭介市商工会青年部長)のメンバーら15人に引かれ、迫力ある雄姿を披露した
また、会場では焼き鳥やかき氷などの露店が並び、来場者は夏の味覚を満喫特設ステージでは、市内を中心に活動する団体が音楽演奏やダンスを披露した
黒王号を一目見ようと、空知管内栗山町から駆けつけた岩崎鉄也さんは「子どもの頃から見ていた大好きな漫画の一つ本当に素晴らしかった」と笑顔を浮かべていた(毛利祐一朗)