函館出身の人気ロックバンド、GLAYによる函館アリーナこけら落とし公演の最終日が26日、函館市湯川町1の同アリーナで開かれ、2日間で8000人を熱狂させたコンサートが成功裏に幕を閉じたメンバーは「必ずアリーナに帰ってくる」と、函館での再会をファンに誓った
この日のステージは定刻の午後4時に開始TERUの「ハコダテー!熱くいこうぜ!」の絶叫とともに幕を開けた
両日ともGLAY初となるシングル曲のみの構成2年前の野外ライブに続く黒船を模したセットを背に、4人はヒット曲「グロリアス」「HOWEVER」など全23曲を披露チケットは2日間で32万8410人が応募するなどプレミアム化し、26日のチケットを入手できた約4000人が、4人の紡ぎ出す音楽に酔いしれた
TAKUROは「アリーナで最初にライブができるのは光栄で、長くやったからこそ見れた光景約束の場所・函館アリーナでまた会いましょう」と、次の機会を約束TERUは「函館が最高に盛り上がり、温かく迎え入れる姿をみて本当にうれしいまたこんな機会をつくります」と再演を誓った
2日間に及んだライブはこけら落とし公演を快諾したメンバーの思いに応えようと、函館の観光・商工団体が協力市内各地にGLAYとファンを歓迎する200本のフラッグや看板を取り付けるなどして盛り上げた
仙台市の会社員、戸田和歌さん(41)は「涙あり笑いありで最高のライブGLAYには感謝しかない来年には北海道新幹線が通るので、新幹線に乗ってライブに来るのが楽しみです」と話していた(金子真人、千葉卓陽)