【厚沢部】「第12回あっさぶふるさと夏まつり」(実行委主催)が25日、町役場前で開かれた町特産のジャガイモ「メークイン」を使った恒例の巨大コロッケ作りは今年も無事に成功こんがりと揚がったコロッケは無料で振る舞われ、集まった町民らが出来たてを味わった
コロッケは、地場産のメークイン約300キロを使用厚沢部商工会青年部のメンバーらが直径2・1メートル、厚さ8センチの円盤状の生地を成形し、約250リットルの油が入った特製の大鍋に投入約5分後にクレーンでつり上げ、黄金色に揚がった巨大コロッケが姿を現すと、来場者からは歓声が上がった
完成したコロッケは切り分けられ、来場者が出来たての味に舌鼓を打った江差町から訪れた神田淑子さん(42)は「サクサクで、すごいボリューム来て良かったです」と笑顔調理に携わった町内の自営業、倉谷守男さん(45)は「雨が降って心配だったが、皆さんに無事振る舞うことが出来て良かった」と満足そうに話していた
会場ではこのほかにキャラクターショーなどが開かれ、にぎわいを見せていた(山田大輔)