函館出身のロックバンド「GLAY」による函館アリーナこけら落とし公演(25、26日)が1週間後に迫り、市内各所はGLAYやファンを迎えるためのフラッグが掲げられるなど、歓迎ムードに包まれている主催者側もカフェイベントを準備するなど盛り上げに躍起会場に近い湯の川地区のホテルでは訪れるファンのために客室増設を図るなど、受け入れ態勢を整えている
フラッグは縦80センチ、横50センチで、メンバー4人の写真とともに「ようこそ函館へ」とメッセージが書かれている函館朝市、十字街、五稜郭、湯の川などの商工、観光団体が16日までに約計200枚を、各地域の街路灯に取り付けた
湯川町1の「ホテル雨宮館」では、今春にコンサート前日の宿泊予約が埋まり、現在も問い合わせが続いていることから、宴会場と倉庫に使っていた部屋を改築し、カプセルタイプの部屋24室の増設に取りかかった23日までに完成する予定山下孝司支配人は「GLAYのコンサートをきっかけに、思い切って客室増設に踏み切った今後もアリーナ利用客の需要に期待している」と話す
若松町の洋服店「SODAPOP」と、同店に併設するGLAYの展示スペース「G4Space」などでは、コンサートを記念したカフェイベント「GLAYLiBCAFE2015inHAKODATE」を23~28日にかけて開く
同店2階に新設したカフェスペースでは、ボーカルのTERUさん監修のフードメニューやドリンクを提供するほか、ライブグッズの販売、カフェオリジナルグッズが手に入るアミューズメントコーナーなどを設ける
SODAPOPの齋藤輝代表は「たくさんの人が函館に来ていただけるのはとてもうれしい皆さんに喜んでもらえるよう、スタッフ一同誠心誠意おもてなししたい」と意気込む
また、函館国際観光コンベンション協会が函館空港やJR函館駅に歓迎看板を設置する予定もあり、市内の〝おもてなし〟ムードはますます高まっていきそうだ(金子真人)