プリンセス・クルーズ(米国)が運航する豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万6000トン)が14日、函館港港町埠頭(ふとう)に寄港した併せて市民向けの船内見学会が行われ、参加者はあこがれの船旅に思いをはせながら見て回った
寄港は本年度3回目で、北海道周遊クルーズの最中10日間の日程で、8日に横浜を出港し、これまでに釧路や小樽を周遊乗客の7割ほどが日本人だが、北海道の景観や文化に関心がある外国人からの人気も高いルートだという
見学会は約100人が参加美しい装飾が光り輝く吹き抜けのアトリウムや毎晩ミュージカルショーなどが開かれるシアターを見て回った日本人客増加を見込んで昨年、すしバーを改装したことや、日本人スタッフが100人以上乗船しているなどと説明を受け、参加者は豪華客船での旅に強い関心を寄せていた
国内代理店カーニバル・ジャパン(東京)の佐藤卓実さんは「英語や時間の使い方を気にせず、初めての方も安心して利用していただきたい」と紹介市内在住の梅田芳昭さん(80)は「どの施設も立派で驚いた1日中楽しめると思うのでいつかは乗ってみたい」と声を弾ませていた(蝦名達也)