函館市は、行政の各手続きや制度、地域情報、生活情報などをまとめた「市民生活のしおり」の第2版を発行した2013年以来2年ぶりの改訂で、巻頭には家庭ごみの分別を中心に環境部ニュースとして特集を掲載函館アリーナ、函館フットボールパークなどの新施設の話題を載せるなど40ページ分の情報が増えた7月下旬までに全戸に配布する
市は協働発行事業者として市内日乃出町の印刷・出版業の「プリントハウス」と協定を締結同社は広告収入で製作、配布にかかわるすべての経費をまかない、市には費用負担がない方式で発行した
環境部の特集では可燃、不燃、プラ容器といったごみのほか、小型家電回収ボックスでリサイクル可能な品目、捨て方の注意事項などを50音順で掲載同部は「市民からの問い合わせが多いものを中心に掲載した最新版で、活用してもらいたい」とする
市政情報では、各種相談窓口、税金、福祉、子育て・教育といったジャンルごとに市役所の担当課の情報をまとめたこのほか、観光やグルメなどの函館タウンガイド、前回発行時に市民から要望のあった医療機関一覧など暮らしの情報を掲載した
A4判オールカラー、200ページ、14万2300部を発行全戸配布のほか、転入世帯には窓口で手渡す今後も2年ごとに発行を予定市企画部広報広聴課は「市民生活に必要な情報が掲載されているので、手元において活用してほしい」としている(今井正一)