北海道キヨスク(札幌)は24日、来年3月の北海道新幹線開業に合わせ、JR函館駅構内の商業施設をリニューアルすると発表した道内では初の試みとして、地元の人気店を集めた専門店街を1階に設置土産品の品数を大幅に増やし、新幹線で函館を訪れる観光客の需要を取り込む狙いだ
現在は1、2階合わせて約925平方メートルの商業ゾーンがあり、土産店をはじめ、コンビニや駅弁専門店、飲食店など9店舗が入居「希少価値の高い地元産品を新たに発見する楽しみを観光客に提供したい」(同社)として、新幹線開業を契機に施設全体を一新土産品売り場を拡張して、道南の特産品を豊富に並べる計画だ
改装の目玉となる専門店街には、地元の菓子店など6、7店がブースを構える予定同社は「百貨店の〝デパ地下〟のようなイメージ実演販売や函館駅でしか手に入らないプレミアム商品を提供したい」としている
改装工事は9月に着手全面オープンは、開業前の来年2月ごろを予定している(山田大輔)