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ブリと酒かす 瓶詰め商品に 函館水産高生徒がフレーク開発

 函館水産高校(亀山喜明校長)は、函館産ブリと酒かすを使った瓶詰め新商品「函ぶりフレーク 故郷の宝」(仮称)を開発した。1日には同校で試食会を開き、酒かすを5%、10%、15%含むものとプレーンの4種類を比較したところ、5%が最も多くの支持を集めた。改良を重ね、サケフレークのような幅広い人に受け入れられる商品化を目指す。
 同校では、3年前からブリオイル漬け缶詰の開発に取り組んできたが、地元には缶詰を製造する企業が少ないことから、地域に技術を還元しようとブリフレークの瓶詰め商品の開発に今年4月から着手。水産食品科3年の生徒7人(竹越隼平リーダー)が課題研究として高校生には〝未知〟の食品だった酒かすの有効活用を模索。煮る、漬ける、炒めるの中から一番風味が感じられ、酒かすを捨てずに済む「炒める」際に投入することが決まった。今年3月に渡島総合振興局と箱館醸蔵(七飯町)が、地域活性化に向けた包括連携協定を結んでおり、振興局を通じ箱館醸蔵から酒かすの無償提供を受けた。
 試食会には、振興局職員や蔵元の冨原節子さんの計4人が参加。冨原さんは「ブリと酒かすがマッチし、甘みが感じられる。ブリ独特の臭みもない」と感想を話した。「はこだて・ブリ消費拡大推進協議会」会長で、振興局の高谷則幸水産課長は「酒かす5%でも十分。プレーンより酒かすが入った方が味がまとまっておいしい」と期待を込めた。
 竹越さん(17)は「酒かすとブリを使うことで、地域の活性化につながれば」と意気込んだ。今回は栄養価の高いブリの血合い肉を使わなかったことから、今後の研究で瓶詰めの原料に使えないか検討する。同校によると、商品化の時期は未定している。(山崎大和)










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