• 特集
    第64回春季北海道高校野球大会
  • 5/2
    函新ウイークリーレビュー
  • 5月のプレゼント
    映画鑑賞券
  • 求人情報
    事務スタッフ、記者(未経験OK)

ブドウ育てた大農高3年生に贈り物 1日から販売のワイン

 【北斗、七飯】七飯町のワイン製造販売会社「はこだてわいん」(上藤城11、佐藤恭介社長)は3月1日から、大野農業高校(野村博之校長)の生徒が育てたブドウを原料に商品化したワイン「ほくとの大地から」を昨年夏に続き販売する。販売に先駆け、26日同校で、卒業する3年生87人にワインを贈呈するセレモニーが行われ、完成の喜びを分かち合った。(鈴木 潤)
 今回は白ブドウ「ナイアガラ」で醸造した白ワイン約4000本に加え、黒ブドウ「キャンベルアーリー」で醸造した赤ワイン約800本を新たに製造した。白はフレッシュな香りで洋ナシやライチのような甘さが特徴。赤は甘い香りとさわやかな酸味があり、マイルドな味わいが楽しめるという。
 園芸科果樹班の生徒が校内の果樹園で栽培した白ブドウ約4・3トン、黒ブドウ約0・8トンを昨年秋に収穫し、同社の工場で醸造、熟成した。収穫時には同社の社員が手伝い、生徒も工場で仕込み作業を体験するなど交流を深めた。
 セレモニーでは3年生全員が出席。佐藤社長は「皆さんの素晴らしい努力のたまものでおいしいワインができた。これからも仲間を大切に長い人生歩んでほしい」とあいさつした後、ブドウ栽培を手掛けた果樹班の生徒3人に赤・白セットで包装したワインを手渡した。野村校長は佐藤社長に謝辞を述べ、生徒たちに「ワインを楽しめる素敵な大人になってください」と激励の言葉を贈った。
 生徒代表でワインを受け取った同班の尾坪以織さん(18)は「育てたブドウがワインになり、生産者としてうれしい。お酒が飲める年齢になったらみんなで3年間の思い出を語りながら味わいたい」と話した。
 「ほくとの大地」は赤、白とも720ミリリットル、1200円(税別)。同社直営店のほか、北斗市内の酒販店などで販売する。
 問い合わせは同社(0138・65・8115)へ。










      最新記事











      休日当番医
      渡島・檜山管内
      休日当番医(5月6日)

      きょうの人生指針/誕生月占い

      きょうの人生指針/誕生月占い
      函館新聞デジタルとは
      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. まち挙げて2人を祝福 江差で花嫁行列
      2. 七飯町大中山の自動車整備工場で火災
      3. 七飯町仁山で乗用車と軽ワゴン車衝突、6人が搬送
      4. 待ってた!「春のまつり」で知内のカキ堪能
      5. 渡島総合振興局、食材ハンドブック「南北海道食彩王国」を刷新 食と観光ブランド力強化
      6. 少年野球シーズン本格化 全日本学童野球支部大会開幕
      7. 春、新たな一歩2025⑤/函館市工業振興課主事・斉藤築さん(33)「起業に挑戦する人の力に」
      8. GW後半笑顔満開 函館公園、桜の下で遊具楽しむ
      9. 〝動く美術館〟函館に初入港 クルーズ船「リビエラ」
      10. 「200系カラー」西部地区などを陸送

      函館新聞宅配購読お申込み

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      フォトサービス
      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんバックナンバー
      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      はこしんポスト

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ

      レッツ!就労支援

      誰もが暮らしやすい、生きやすい社会に向けた課題を探ります
      レッツ!就労支援

      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      イベント情報(5月 6日)

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト