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函大柏稜理科研究部、2年連続の総文祭出場

 来年7月~8月に和歌山県で開かれる「第45回全国高校総合文化祭(紀の国わかやま総文2021)」の自然科学部門に函館大付属柏稜高校理科研究部(高橋菜楠部長、部員5人)が出場する。道南地域で採れる海藻「ダルス」に含まれる健康成分の測定をテーマとした研究で2年連続3回目の出場を決めた。(飯尾遼太)
 同部では食品や飲料などに含まれる微量成分の量を蛍光や発光強度によって測定するオリジナルの手法「Hakuryo method」で17年からはダルスに含まれる健康機能成分、フィコビリタンパク質の測定を進めている。今年は新型コロナウイルスの影響でウェブ開催となった総文祭に生ノリの成分量と比較した研究で出場した。
 来夏の総文祭出場をかけた今年度の全道研究発表大会では、18年からの3年分のダルス試料を比較し健康機能成分の含有量の推移を調査。海面水温の変化が小さく、無風状態で波が立たないなぎが多くなるとフィコビリタンパク質が形成されにくく、水温と波の状態がダルスの生育に大きく関わることを明らかにした。
 全道大会ではコロナ感染防止のため参加者は一斉に集まらず、研究内容をまとめた論文と発表の様子を撮影した動画を応募。発表の前半部分を担当した高橋部長(17、3年)は「対面と違って聞き手の顔が見えない分、相手に伝わりやすくなるよう意識した」、後半を担当した中村凜々さん(18、3年)は「失敗すると撮り直しになるので緊張感があったが、納得できる発表になった」と振り返る。
 大会では化学部門の16チーム中2チームが選ばれる総合賞に輝き、総文祭出場が決定。2人は「先輩から受け継いだ研究での受賞はうれしい」と喜び、来夏の総文祭は1、2年生の部員に託すことになるが「自分たちの研究を発展させて、自信をもって全国の舞台で発表してほしい」と後輩の活躍に期待を込める。










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