函館商業高校の流通ビジネス科3年生5人が11日、「課題研究」の授業の一環として、函館市大手町の日本生命函館支社(北村太支社長)を訪れ、ライフプラン(人生設計)について学んだ。
今年度の同科の課題研究は、3年生40人が5グループに分かれ、地域の企業などに出向き、新型コロナウイルスが経済に与える影響や電子決済などをテーマに研究を進め、21日に同校で成果を発表する。
5人はこれまで2回、同支社の木村優太マネジャーらを同校に迎え、ライフプランを作成する必要性について学んおり、今回はライフプランを支える保険について、同支社の見学や社員への取材を行った。
生徒は、同支社窓口のニッセイ・ライフプラザ函館の岡崎とし恵店長らに「どのような相談が多いか」「結婚後に考えるべきことは」などと質問し、回答をノートに書き込んでいた。
松田梨来さん(18)は「ライフプランを作成する上で、けがや病気をしたときに備えるための保険の大切さを学ぶことができた」と話していた。(金子真人)