函館大妻高校の食物健康科2年生34人が手作りした特製弁当「大妻日和」が14日午前11時、JA新はこだての農産物直売所「あぐりへい屋」(北斗市東前62)で販売される。今年は函館で水揚げが急増する函館産ブリを無駄なく使ったヘルシー弁当に仕上がっている。
新米「ふっくりんこ」の消費拡大を狙い、JAの協力を得て2009年から始め、今年で12回目。食材は可能な限り同店から調達。毎年人気で、販売開始と同時にほぼ売り切れる。
メニューは全12品で「ブリだしと照り焼きの混ぜ込みご飯」は、ブリのアラでだしを取って炊き上げたご飯に、ブリの照り焼きが載る。このほか、豚のしょうが焼き、鶏の空揚げ、筑前煮、だし巻き卵など彩り豊か。当日は生徒2人が店頭に立ち販売する。
石橋れいさん(17)は「茶色っぽくなりがちなので、色が被らないよう、もみじ型ニンジンを入れてきれいにした」、工藤恭乃さん(16)は「ブリはみじん切りしたショウガを使い、臭みを取り除いた」と話す。
100食限定。価格は500円(税込み)整理券を午前10時から配る。(山崎大和)