函館市内の英語が好きな高校生でつくる学生団体「TeensLab(ティーンズラボ)」は13日午前11時から、幼児、小学生を対象とした英語に触れるイベント「ワールドジャーニー」を函館コミュニティプラザ(Gスクエア、シエスタハコダテ内)で開く。ゲームやアクティビティを通じ、英語の文化やコミュニケーションを学ぶ。(飯尾遼太)
同団体は遺愛女子、函館中部、市立函館の2~3年の女子生徒5人でつくり、それぞれがこれまで道南地域での英語スピーチコンテストなどに出場。子どもたちが英語に触れる機会をつくり、その楽しさを伝える活動をしたいと昨年12月に結成した。新型コロナウイルス感染防止で6月にオンラインで高校生を対象にイベントを開いたが、対面では今回が初めて。
当日は世界旅行がテーマで、会場に設けたブースを国に見立てたスタンプラリー形式。各ブースでは新聞紙でドレスや帽子、バックを制作し、何を作ったのか英語で説明するアクティビティ、動物を表す英単語を使ったゲームなどを用意する。企画の中心となった市立函館3年の福薗遥菜さん(17)は「英語そのものだけでなく、海外の文化にも触れてほしい。英語ができなくても怖がらずチャレンジして」と来場を呼び掛ける。
当日は午後3時までで、マスク着用、手指消毒、検温など感染予防を徹底する。参加費は100円(同伴の保護者無料)。申し込み不要で直接会場へ。問い合わせはGスクエア(0138・35・4000)へ。