サーティファイ情報処理能力認定委員会が主催する「ジュニアプログラミング検定・スクラッチ部門」で、函館市石川町のプログラミング教室「自由研究研究所」(三上裕司所長)に通う川村陽人さん(14)=赤川中学校3年=と柳谷拓海君(11)=七重小学校6年=が、最上級の1級に合格した。同教室からの1級合格者は3人となった。(鈴木 潤)
同検定はプログラミング言語「スクラッチ」を活用したプログラミング技術を判定する。試験は5月31日に行われた。
昨年4月から同研究所でプログラミングを学び始めた川村さんは4~2級まですべて一発合格で、このうち4級、3級は満点合格。今回の試験も満点を達成し、「少し難しかったけど満点を取れてよかった」と話す。
柳谷君は今年2月に入会したばかりで、三上所長の後押しで2~4級の試験を一度も受けずに1級に挑戦。わずか3カ月の最速合格を果たし、「とにかく合格できてうれしい」と笑顔を見せる。
三上所長は「自分の得意なこと、やりたいことを見出し、さらに成長してほしい」と期待を寄せる。川村さんは「経験を積んで自分のやりたいことを見つけていきたい」、柳谷君も「プログラマーを目指し、もっと勉強したい」と意欲を高めた。