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函水高でブリのオイル漬け缶詰製造 先輩の課題研究引き継ぐ

 【北斗】函館水産高校(亀山喜明校長)水産食品科の3年生34人が18日、同校でブリを使ったオイル漬けの缶詰を製造した。先輩が課題研究で考案したものを実習に取り入れたのは、同校で初の試み。生徒はブリの地産地消のきっかけになることを願い、丁寧に作業した。
 渡島総合振興局が昨年度から実施しているブリの消費拡大推進事業の一環。昨年の3年生で「ブリ班」が研究に取り組み、魚醤(ぎょしょう)や缶詰を試作、研究成果報告で試食会を開いており、この中で商品化の可能性のあるオイル漬け缶詰を引き継いだ。
 使用するブリは同振興局から約100キロを無償で提供された。前日に教諭がブロック状にさばいて蒸し煮し、細かく切っておいた。生徒は手作業で缶に113グラムのブリとオイルを入れ計228グラムとし、最後に塩を入れた。その後の機械で行う密封、加熱殺菌の作業でも缶をチェックするなどし、約350個を完成させた。
 この日作った缶詰は今後、北斗市内で開かれるイベントなどで提供される。小綿和月さん(17)ら同班の生徒は「班以外の人も交えクラス全員で作業でき新鮮さを感じた」「水産高校を地域に知ってもらい、近海産ブリを使用して缶詰ができることが広まってくれれば」「小さい子どもが魚を好きになってくれれば」など話していた。(山崎純一)

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