遺愛女子高校(福島基輝校長)英語科2年生5人と第39代ミスはこだての田中樹里さんが6日、同校で交流会を開いた。田中さんは英語圏のオーストラリア出身で、生徒の語学力の向上につなげようと実施。英語で“ガールズトーク”に花を咲かせた。
同科は外国客船の函館入港時に通訳などのボランティア活動をしている。オフシーズンの冬期はさらなる語学の研さんの場を増やそうとさまざまな交流会を実施している。田中さんはシドニー出身で21歳まで過ごし、2017年に母の古里の函館に来て、現在は北海道国際交流センター(HIF)に勤務する。
自己紹介後に英語でフリートークを行い、話の中では好きな動物や映画、普段の生活など多岐にわたって会話を楽しんだ。生徒は昨年行われた豪華客船乗船での語学研修の内容などについても詳しく話し、田中さんから質問が寄せられると、笑顔で返答していた。
田中さんは「楽しかった」と笑顔。参加した中川愛さん(17)は「優しくて気軽に話すことができた。この経験を今後の活動に生かしたい」と話していた。(小杉貴洋)