函館大妻高校(池田延己校長)食物健康科1年(30人)による「ふっくりんこ創作料理発表会」が11日、同校で開かれた。稲作体験実習でお世話になった関係者ら約30人を招き、ふっくりんこを使った創作料理を振る舞った。
同科では毎年、体験学習を通じてコメの栽培などに取り組んでいる。今年も昨年と同じく、北斗市議で農家の白戸昭司さん方の田んぼを使い、ふっくりんこの田植えと収穫を行った。
発表会では毎年料理の審査も行っており、来場者は肉や魚をテーマにした7品を味わいながら、見た目や味、食べやすさなどを評価。審査の結果、マグロとサーモンを使った「チビずし」が頂点に輝いた。料理に携わった山田ひかるさん(16)は「味や食べやすさに力を入れて工夫した。おいしいと言ってもらえてうれしい」と笑顔だった。
田植えや収穫も指導した白戸さんは「若者ならではの斬新なアイデアに驚かされた。どの料理もとてもおいしく、素晴らしかった」と話していた。(野口賢清)