函館白百合学園中学高校(本間厚校長)で27日、恒例のクリスマスツリーの点灯式が行われた。6000個のLED(発光ダイオード)電球で飾られた巨大ツリーが一斉に点灯すると、寒さを吹き飛ばすほどの華やかなムードを演出。生徒をはじめ、目当てに訪れた市民の目を楽しませた。
同校が現在の場所に移転した1980年当時から生徒玄関前にある高さ15メートルのヒマラヤスギに、毎年飾り付けを施してきた。
点灯前のセレモニーでは、生徒が聖書の一節を朗読、吹奏楽団も冬ならではの音色で盛り上げた。5秒前からカウントダウンが始まり、色とりどりの光に彩られた巨大ツリーがお目見えすると「すごい」などと歓声が上がり、生徒や来場者は記念撮影を楽しんでいた。
ツリーの点灯は12月25日までの毎日午後4時から同8時半まで行われ、一般の見学も可能。(小杉貴洋)