2017年度の道内公立高校一般入試の合格発表が17日、一斉に行われた。渡島・桧山管内の21校で2379人の受験生が「15の春」をつかんだ。
このうち、市立函館高校(西田正史校長)では、午前10時に合格者264人の受験番号を掲示。受験生や保護者らは、不安そうに自分の番号を探し、見つけると「おめでとう」や「あった」などの歓声が響き、笑顔で喜びを分かち合っていた。
的場中の向山生紗さん(15)は「一生懸命勉強した結果が出せてうれしい」、同中の坊陽太郎君(15)は「合格が決まってうれしい。早くみんなに知らせたい」と笑顔。湯川中の茎沢怜さん(15)は「信じられない。吹奏楽部に入って勉強と部活を両立させたい」と新生活に期待を膨らませていた。(木村京子)